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生産者紹介

株式会社 むそう商事 (大阪市北区西天満)

株式会社 むそう商事 (大阪市北区西天満)

 マクロビオティックの創始者で玄米菜食を世界に広めた桜沢如一の意志を受けた岡田周三によって、1953年にムソーグループの活動は始まりました。日本の伝統食品・自然食品を欧米や欧州に輸出したところたいへん喜ばれ、1976年にムソー株式会社貿易部設立。そこから独立し、1986年に設立したのがむそう商事です。
 ムソーオーガニック®とは、むそう商事が世界中から厳選したオーガニック商品の商標登録です。1982年より有機事業への取り組みを開始して以来、30年以上にわたって世界各国から数々の高品質なオーガニック食品を日本の食卓へ届けてきました。誰もが安心して身体に取り入れることができる商品、地球環境に配慮した商品、そんな人にも地球にも優しい商品を取り揃えています。

小森正俊さん(北海道滝川市江部乙町)

小森正俊さん(北海道滝川市江部乙町)

 横浜市で会社勤めをした後、30歳で故郷にUターンして代々の農家を継いだ小森正俊さん。就農直後から農薬削減に意欲的に取り組み、2007年から特別栽培米を出荷し始めました。畑作では小麦、菜種、大豆などを輪作し、健全な土壌づくりを心がけています。今年49歳の働き盛りで、奥さんとご両親、ときどき娘さんの手も借りての家族営農です。
 ゆめぴりかの栽培は6年ほど前、北海道の優良品種として採用されてすぐに取り組み始めました。発芽が揃いにくく苗立てが難しい品種ですが、ポット苗で丈夫な苗を育て、今シーズンは5月20日頃から5月末までに田植えしました。今年の滝川の天候は、5月半ばから少雨と高めの気温が続き、稲の生育にとってはこの上ない気候。7月に入って日中は30℃を超えますが、夜は肌寒いほどで、この昼夜の温度差が米に甘みをのせてくれます。

株式会社 徳食 (徳島市鮎喰町)

株式会社 徳食 (徳島市鮎喰町)

 ムソーの「国内産・麦茶〈T.B〉」の製造をお願いしている徳食は、もともと大豆を炒って挽くきな粉や、大麦を炒って挽くはったい粉作りが生業、つまり穀物焙煎の職人さんです。麦茶の焙煎は50年ほど前に始め、40年前から極端に不作な年以外は国産大麦100%で麦茶を作っています。二代目社長は麦倉俊介さん、麦茶作りにぴったりのお名前です。
 原料の大麦は岡山県を中心に、京都、福井、九州産などを使用。品種は西日本で主に栽培される大粒の二条大麦がほとんどです。外国産大麦は水分量が一定ですが、国産原料は水分がまちまちなので、炒り加減に技術が必要です。
 徳食の麦茶は熱風焙煎ではなく、昔風の鉄釜砂炒りによる直火焙煎。鉄釜の中で熱した砂(粒状大理石)を循環させ、その中に大麦を通して炒り上げる方法です。熱した砂の遠赤外線効果で、大麦の芯までこんがりじっくり焙煎するので、国産大麦の味と香りと色を充分引き出せます。

金印わさび株式会社 (名古屋市中川区)

金印わさび株式会社 (名古屋市中川区)

 ムソーは2014年1月、チューブ入り「旨味本来・生わさび」「旨味本来・からし」「旨味本来・生しょうが」を、増粘剤(加工デンプン)不使用にリニューアルしました。製造は引き続き、金印わさびにご協力いただいています。
 金印わさびは昭和8年から粉わさびの品質向上に着手した、わさびメーカーの老舗。原料にこだわり、香りや辛味を逃がさず原料の良さを最大限に生かす製法を追求しています。
 一般のチューブ入り「練りわさび」や「練りからし」には、ソルビトールやpH調整剤、乳化剤などの食品添加物が使わています。これに対してムソーの旨味本来シリーズは、酸味料の代わりにりんご酢やレモン果汁でpHを調整し、乳化剤の代わりにじゃがいもの食物繊維で水分を保持。もちろん保存料・香料・化学調味料も不使用です。植物由来の着色料(紅麹、クチナシ、ウコン)のみ、やむを得ず使っています。

みえぎょれん販売 (三重県松阪市中央町)

みえぎょれん販売 (三重県松阪市中央町)

 四方を海に囲まれた日本では太古の昔より、海藻から豊富なミネラルをいただいてきました。ひじきもそのひとつで、縄文時代の貝塚から食用の痕跡が発見されています。
 多くの海藻の中でも特にカルシウムをたっぷり含み、食物繊維も豊富。また抗酸化作用のあるベータカロテンも多く含まれています。滋味あふれる「ひじきれんこん」は、正食で欠かせない一品です。
 北海道南部日高地方から九州までの太平洋、瀬戸内沿岸の浅い岩礁の上に根を張り、繁茂しますが、近年は海水温の上昇などから天然ひじきが減少し、国内産は1割程度。韓国や中国から輸入されるひじきはほとんど養殖です。ムソーは天然の国内産ひじき、その中でも食味のよさで知られる三重県産の「伊勢ひじき」にこだわり、昔ながらの風味のひじきをお届けしています。

ナチュラルライフ ステーション

ナチュラルライフ ステーション

「はじめよう!オーガニック家庭菜園ライフ」の企画販売を担うナチュラルライフ ステーションの母体は、昭和8年の創業以来、玄米食・自然食の普及啓発に取り組んできた(株)大王商会です。この企画にかける思いをお聞きしました。
なぜ大王商会さんが有機種子を?
 私たちは直営店で長年、有機野菜や無農薬野菜を販売する上で、生産者のみなさんに生産履歴や産地証明を求めてきましたが、恥ずかしながら「種」の知識に欠けていました。有機種子を用いての有機野菜が世界の基準ですが、日本の有機野菜の基準は不十分で、種子が有機か否かは今のところ問われないんです。
 生産者に聞いたところ、市販のF1種(一代交雑種)を使っている方がほとんどでした。市販の種は採種後に薬剤処理され、種を採る親株にも農薬や化学肥料が使われている可能性があります。それに一代限りのF1種は、生命をつなぐ種とは言えないのではないか、と。
 そこで生産者に固定種の種を使うよう頼みましたが、みなさん消極的でした。その理由は、入手が困難なこと、種まき機やシーダーテープ(水溶性のテープに等間隔に種を加工したもの)にそぐわないこと、収穫期にばらつきがあること。生活がかかった農家としては無理もない意見です。
 それならまず家庭菜園に固定種、それも有機の種を広げよう。家族で食べるものだから「種の安全」にもこだわりたい方は多いはず。そのおいしさを消費者が知れば、生産者にもきっと広がる。こうして平成23年4月、有機種子の販売を始めました。国際NGOであるIFOAM(国際有機農業運動連盟)基準による認証を受けた、種子消毒されていない固定種の種です。

信濃雪 (長野県飯田市松尾明)

信濃雪 (長野県飯田市松尾明)

 長野県飯田地方では、かつて農家が冬場の副業として凍り豆腐を作っていました。信濃雪もその流れを汲み、昭和26年、冷凍技術の発達を受けて年間を通じた凍り豆腐の製造を始めました。
 製造工程の前半は豆腐作り。まず秋田県産有機大豆を洗って水に浸け、細かく粉砕して「呉」を作ります。一般的には呉を煮沸してからオカラと豆乳に分離しますが、信濃雪は生呉の状態でオカラと豆乳を分ける「生絞り」。歩留まりは悪いけれど、豆乳に大豆の皮や胚芽が入らないので渋味や苦味が残らず、味の濃い豆乳ができます。高野豆腐メーカーで生絞り製法を守っているのは、今では信濃雪だけです。
 生絞りの豆乳を煮沸し、にがり(塩化マグネシウム)を打って凝固させ、大きな箱型に盛り込んで、重しをかけて脱水します。重しをだんだん重くしていき、最初は60cmだった厚さが約7.5cmに。縦横1mの大きな固い豆腐です。

マルクラ食品 (岡山県倉敷市)

マルクラ食品 (岡山県倉敷市)

お米屋さんだった先代が糀を造り始め、そこから甘酒や味噌の醸造元になった
マルクラさんは、米と糀の世界を知り尽くしたプロ。柔らかい「あやひめ」で糀を造るのは初めてでしたが、浸漬時間を短めにするなど工夫をこらし、米粒の中心まで菌糸が延びた上質の糀ができました。
 製法は、製麹機を使わない昔ながらの手作り。玄米糀は表面に傷をつけた玄米を、白米糀には精白した白米を使います。米を洗って水に浸し、大きなセイロで蒸して、粗熱がとれたらコウジ菌をふり、スコップで揉み込み、蒸し暑い麹室(こうじむろ)に運びます。