セイワ食品(群馬県高崎市高砂町)

~良質の植物性たんぱく質~
豆類は古来、日本人の健康を支えてきた重要なタンパク質源です。「畑の肉」と呼ばれる大豆は言うに及ばず、いんげん豆もタンパク質やカルシウム・食物繊維が豊富で、赤紫色の金時豆、白い手亡豆などが代表的です。ムソーは日本の伝統食を守るべく、国内産有機栽培の乾物豆を揃えていますが、お忙しい方のために、手軽な煮豆もご用意しています。

~職人技の鍋炊き製法~
豆類は古来、日本人の健康を支えてきた重要なタンパク質源です。「畑の肉」と呼ばれる大豆は言うに及ばず、いんげん豆もタンパク質やカルシウム・食物繊維が豊富で、赤紫色の金時豆、白い手亡豆などが代表的です。ムソーは日本の伝統食を守るべく、国内産有機栽培の乾物豆を揃えていますが、お忙しい方のために、手軽な煮豆もご用意しています。

~職人技の鍋炊き製法~
煮豆の加工は、ムソー指定工場の株式会社セイワ食品にお願いしています。セイワ食品は大正13年創業、製餡業から始まり、現在はおかゆなどのレトルト食品を得意とする会社。つまり、豆を炊く技とレトルト技術を併せ持っています。豆を上手に炊くコツは、“おばあちゃんの知恵”の通り。選別した豆を一晩水に浸け、大鍋に入れて弱火にかけ、コトコト1時間ほど煮ます。砂糖を数回に分けて入れるのも、甘みを中まで染み込ませつつ柔らかく煮る知恵。鍋炊きが終わったら、豆と調味液を袋詰めして加圧加熱殺菌します。このレトルト工程でさらに味が染み込み、ふっくらおいしく仕上がります。 「うちは昔ながらの作り方しかやっていません。昔の日本人が食べていた煮豆も、こんな感じじゃないかな」と、社長と工場長を兼務する瀧賢一さん。

~豆本来の“ほのかな甘み”~
ムソーの有機煮豆には、豆の皮を柔らかくする重曹(食品添加物)はもちろん、黒豆の色艶をよくする酸化鉄(加工助剤・表示義務なし)も使いません。「例えば豆を水に浸ける時間も、時期によって微妙に変えます。重曹を使えば皮が均一に柔らかくなるので、そんな細かい仕事をしなくて済みますが…豆が本来持っている“ほのかな甘み”が消されてしまうから」。とくに豆自体の味が感じられる金時煮豆が大好きだそうです。 ムソー女性社員の間では黒煮豆が一番人気です、と力説すると「紫がかった地味な黒色ですが、鉄分を使わない黒煮豆はこの色が本来です」とのこと。国産有機の黒大豆が確保できて今回ついに再開!楽しみです。

~買い置きにおすすめ~
3品とも豆の風味を最大限に活かす薄味で、健康志向の方に好評です。「有機大豆煮豆」は、昆布とかつお節を丁寧に煮出した自社製だしで、あっさり仕上げました。「有機金時煮豆」「有機黒煮豆」はコクのある程よい甘さが秀逸で、“買ってきた煮豆は甘い”というイメーが吹き飛びます。忙しい日のおかず、お弁当の一品にもうれしい煮豆たち。常温で1年保存できるので、非常時のストックとしてもおすすめです。

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