広島 世羅高原発 粉・塩・水・オリーブ油のみで醸す究極の伝統製法ピザ

行列のできるパン屋さん
おへそは、スペイン人と日本人のご夫婦が、広島の自然豊かな世羅高原の里山で築160年の古民家を再生し、地産地消や有機食材にこだわるベーカリーカフェとして2011年創業。オーナーのパン職人フランクさんは2009年に来日。おいしいパンが食べたくて、世羅高原の耕作放棄地で小麦作りを始めました。独学で試行錯誤を重ね、2012年に小麦と水のみの酵母づくりに成功。以来各地のパンマルシェに出店、独自の製法が全国のパン愛好家から支持されています。

玄麦と水だけで醸す自家発酵種
玄麦と水だけで醸す自家発酵種(パン酵母)は、創業から約12年、パン職人が毎日大切にかけ継いでいます。この地で育てた挽きたて玄麦と湧き水だからこそ育つ、唯一無二の酵母。市販の酵母や発酵補助剤はいっさい使わず、この種と粉・塩・水とで仕込む生地は、一般的なパンの20~30倍の時間をかけてじっくり発酵させます。麦で起こす酵母“サワー種”で焼くパンは、生地中の小麦がゆっくり分解されて、滋味溢れるパンになります。

基本生地は「麦」と「塩」と「水」のみ
「麦」は自家産の農薬不使用小麦のほか、九州産の強力粉、米国産の有機ライ麦、米国産の古代種有機スペルト小麦など出所の明らかなもののみを厳選。「塩」は450万年前の海水からできたオーストラリアの天日湖塩。「水」はパン工房地下から汲みあげる天然水。世羅高原を水源とする井戸水は、塩素処理等がないため野生菌が元気に育ちます。

柔らかミニピザ、新登場
今月から「ミニピザ」2種が定番冷凍アイテムに加わります。安定供給のために石窯ではなくオーブンで焼きますが、オーブン焼成のピザは冷めると固くなりがち。そこで、基本生地(パンと同じく粉・塩・水でじっくり発酵させる伝統製法)にエクストラバージンオリーブオイルを加えて、柔らかく仕上げました。サイズは食べやすい15cm。定番のマルゲリータと、ムソーのリクエストで実現したホワイトソース&コーンの2品展開です。自然解凍後、オーブントースターで焼くか、フライパンに入れて蓋をして焼いてください。

<新商品>1月25日発売
有機トマトピューレ、よつ葉のチーズ、アルチェネロの有機バジルペーストを使用。
◎87853(おへそ)おへそミニピザ(マルゲリータ)15cm
821円(税込価格) 760円(本体価格)

<新商品>1月25日発売
自家製ホワイトソースには、木次乳業のパスチャライズ牛乳とよつ葉乳業のバターに北海道産コーンと地元広島産の玉ねぎを入れました。
◎87854(おへそ)おへそミニピザ(ホワイトソース&コーン)15cm
994円(税込価格) 920円(本体価格)


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