梅醤エキスの製造、引き継ぎました

深見梅店・深見優さん

深見優さん(39才)は創業1940年の梅干専門店「深見梅店(和歌山県西牟婁郡上富田町)」の四代目です。昔ながらの梅干だけでなく、時代やお客様の嗜好に合わせた製品作りに積極的に取り組んでおり、今年5月には「21448(ムソー)有機梅フレーク」「21449(ムソー)有機しそフレーク」を発売、ご好評を受けて7月から通年取り扱いとなりました。

そして8月にはムソー食品工業が、奈良市月ヶ瀬から深見梅店の隣へ移転。無双本舗ブランドの鉄火みそや梅醤エキスなどの製造も深見さんが引き受けています。

鉄火みそは食養料理の基本食。古めかしいガス釜を月ヶ瀬工場から譲り受けて研修を受け、れんこん・にんじん・ごぼうと味噌をごま油で5時間炒める伝統のレシピ通りに試作するも、火加減がつかめず何度か失敗した由。それでも研鑽を重ね、色味や質感を見ながら完璧な鉄火みそが作れるようになりました。

梅醤は梅肉と醤油を練り合わせたものです。梅を長年扱ってきた深見さんですから、梅肉の扱いはお手のもの。梅の繊維が残らないよう、石臼(これも月ヶ瀬工場から搬入)で丁寧にすりおろして醤油と煉り合わせ、口当たりなめらかに仕上げます。「梅干と醤油に番茶と生姜を加えて飲む、という概念がなかったので、初めて飲んだ時は面白いなぁ、と思いました。新しい挑戦はワクワクします」。  梅干しづくりと自社梅園の世話に、鉄火みそと梅醤も加わって大忙し!の深見さん。

<マクロビオティック定番のお茶>
マクロビオティック(正食)の世界では、梅醤に番茶と生姜を加えた「梅醤番茶」が体調を整えるために使われてきました。梅干のクエン酸や醤油に含まれる乳酸菌、酵母の効果はよく知られるところです。「梅醤」は私たちの祖先が考えた、まさに機能性食品の元祖といえるでしょう。健やかな身体と心に是非、温かい一杯を。

◎53521(無双本舗) 
有機梅干番茶・スティック8g×40
3,056円(税込価格) 2,830円(本体価格)

◎53681(無双本舗)
有機梅干番茶・スティック8g×20
1,782円(税込価格) 1,650円(本体価格)

◎53690(無双本舗)
国産生姜入り梅干番茶スティック8g×20
1,620円(税込価格) 1,500円(本体価格)

2023「ムソー商談会」  ご来場お待ちしております
名札とエコバッグご持参にご協力をお願いいたします。
開催日時:11月8日(水)11:00~17:00、11月9日(木)10:00~16:00
開催場所:東京都立産業貿易センター浜松町館2F
東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝
※詳細は弊社の営業担当よりご案内差し上げます。
※一般消費者の方のご来場はご遠慮いただいております。ご了承ください。

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