ひなまつり「花三色」（サンコー）
～おいしさは自然のやさしさ～
愛知県は、かつて駄菓子と呼ばれた庶民的なお菓子の製造が盛んで、昭和２０～３０年代には全国一の出荷額を誇りました。時代が変わり、大手メーカーの大量生産品に圧されて中小の菓子工場は苦戦を強いられましたが、専門の技と設備をもつ工場は生き残り、今も県内各地で頑張っています。株式会社サンコー（愛知県豊橋市）が企画販売する健康志向菓子は、そんな地元愛知県を中心とした協力工場で作られます。えびせんべい、ビスケットなど、それぞれこの道一筋の協力工場が７０社。職人肌の工場の皆さんとサンコーが力を合わせ、おいしくて安全で、しかも気軽に買っていただける価格のお菓子を世に出しています。
～着色料不使用の三色せんべい～
菱餅、ひなあられなど、ひなまつりには昔から、赤（桃の花）・白（残雪）・緑（新緑）が用いられます。春の訪れを喜び、邪気払いを願う伝統的な三色ですが、「小さい子どもも口にするから、着色料は使わないでほしい」というご要望がありました。そんなお声を受けて昨春デビューしたのが、ひなまつり「花三色」です。国産うるち米を使用した生地は、白色、ヨモギの薄緑色、紫さつまいも・さつまいもの紫色の三色。蒸して攪拌し、梅の花のかたちにして乾燥し、焼き上げて糖蜜を上掛けしてあります。赤ちゃんせんべい系のやさしい食感、甘じょっぱい味がくせになるおせんべいです。
◎37413（サンコー）ひなまつり「花三色」43ｇ 378円（税込価格）350円（本体価格）
出雲桜そば（本田商店）
国内産そば粉と国内産小麦粉に桜の葉を練りこんだ桜そばです。見た目も春らしいピンク色は、野菜色素（赤だいこん）を使用しました。つゆは、旨味調味料を使わずに鰹節、昆布でだしをとったまろやかな味のつゆです。
◎37449（本田商店）奥出雲桜そば294ｇ（めん100ｇ×2食、つゆ47ｇ×2食）
648円（税込価格）600円（本体価格）