7月28日(水)土用の丑の日

~夏のスタミナ源、土用うなぎ~
昔から日本人に愛されてきた「うなぎ」。マリアナ諸島西沖海底で生まれるといわれる稚魚(シラスウナギ)は、黒潮に乗って北上し、日本の太平洋沿岸や中国、台湾の沿岸にたどり着きます。そのまま川の上流へと泳いで育つのが天然うなぎ。河口で漁獲した稚魚を育てるのが養殖うなぎです。 ムソーの「国内産うなぎの蒲焼」の稚魚はアンギラ・ジャポニカ種(いわゆる日本うなぎ)。国内でのシラス漁は11月から4月の大潮の夜、各地の河口で行われます。灯りに集まってくる数cmのシラスを手網ですくう、根気のいる漁です。1匹ずつすくったシラスは1kg単位(約5千匹)で取引され、各地の養鰻場で育てられます。

~良質な国内産の活鰻を厳選~
「国内産うなぎの蒲焼」の仕入れと焼きを担当する魚伊(大阪市旭区)は、慶応三年の創業以来、活鰻の卸問屋を営む老舗です。良質でおいしく安全な活鰻を取り揃えるために、全国各地の名前にこだわらず、数多くのうなぎを目利きし、独自の厳しい基準をパスした活鰻だけを選別。季節やうなぎの状態により、その時々に一番良いものをお届けしています。 今年度の産地は、四国または九州産です。各地の養鰻家は、基本の飼料にニンニクやハーブを加えるなど工夫を重ね、品質の良いうなぎを育てます。魚伊に入荷されたうなぎは、立て場の水槽で一晩寝かせてストレスをと
り、脂のノリを復活させてからさばきます。

~江戸前蒸し焼き、秘伝のたれ~
江戸前の蒲焼の特徴は、背開きと蒸しです。活きたうなぎを職人の手で一尾一尾開き、串を打ち、素早く白焼きしてから蒸し上げ、たれをつけて再び火にかけ、さらに2~3回たれをつけてじっくり焼き上げます。蒸して脂を落としているのでふっくら柔らかく、あっさりと召し上がれます。秘伝のたれは、ヤマヒサ醤油、味の母、純米酒、粗精糖のみのシンプルな材料を独自の配合で炊き上げたムソー仕様。旨味を甘味でごまかさないサラリとしたたれは、うなぎのおいしさをいっそう引き立てます。

◎〈ムソー〉国内産うなぎの蒲焼(冷凍)〈125g〉 
3,132円(税込価格)2,900円(本体価格)

◎〈マルアイ〉国産鰻めし〈130g(2合用)〉 
1,296円(税込価格)1,200円(本体価格)

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