◎有機栽培どんこ椎茸・大分産〈 武久〉〈30g〉
680円(本体価格)734円(税込価格)2月24日発売
欧米で人気のオーガニック乾し椎茸
大分県産の乾し椎茸は、質・量共に日本一を誇る全国ブランド。樹皮が厚く最も良質の椎茸を育むクヌギ原木を使い、農薬不使用で栽培される大分県産乾し椎茸は、大型で肉厚な傘を持ち、香りや歯ごたえが良いのが特徴です。ここ5年ほどは海外の和食ブームを受けて、オーガニック乾椎茸の年間生産量約6トン(乾燥重量)のうち約3トンが輸出されています。フランスやイタリアで、その旨みと香りに魅了されるシェフが続出しているそうです。欧米への輸出に欠かせないのがオーガニック認証ですが、大分県内の栽培農家約1,600名のうち、有機JAS認定を受けている農家は6名しかいません。武久の「有機栽培どんこ椎茸・大分産」は、この希少な有機椎茸を使用した有機乾し椎茸です。
種ゴマから袋詰めまで徹底管理
栽培農家は、農薬の散布も飛散もない区域のクヌギを伐採して、有機の種ゴマ(椎茸菌)を打ち込みます。その重たい木を農薬飛散のない有機認定ホダ場に移動させ、植菌から約1年半~2年かけて椎茸を採取。型崩れや変色、シワが生じないよう温度と時間を管理しながら熱風乾燥して出荷します。(株)武久は、この道50年の椎茸のプロで、有機JAS加工認証も取得しています。入札所に並んだ有機乾し椎茸の中から、色と形と香りを目利きして一等品だけを仕入れ、中でもより良いものを厳選して袋詰め、有機JASマークをつけて出荷します。
原木栽培の未来に希望を海外を
視野に入れたオーガニック認証は、これから原木栽培に取り組む若い生産者を勇気づけるでしょう。そうして世に出る有機椎茸を私たち日本人も評価し、おいしく食べ支えたいものです。「ヨーロッパの方に椎茸の話をすると、栽培の歴史や地域性、原木と菌床の違いなどに興味を持たれます」と、武久の池井雄樹さん。日本の伝統食・乾し椎茸の素晴らしさを、ムソーはこれからも伝えていかねばと思います。