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有機バナナ~生命あるバナナを、手から手へ~

有機バナナ~生命あるバナナを、手から手へ~

有機バナナには、産地ごとに物語があります。例えば「スィートオーガニック」は、フィリピン・ミンダナオ島の海抜600~900mの高地で、村の小規模生産者たちが自立した生活を送るため、自分たちの土地を大切に守るバナナ作りに励んでいます。エクアドルの「スィートバレリー」も、コロンビアの「サンタマルタ」も、環境に配慮した畑で、バナナ生産労働者の暮らしを守りつつ栽培しています。害虫の上陸を防ぐため、バナナは未成熟な青い状態で輸入することが植物防疫法で義務付けられています。植物検疫で病害虫が見つかった場合は、燻蒸処理(密閉倉庫の中で農薬を燻蒸して虫を死滅させる)が行なわれますが、燻蒸の有無は表示義務がないので、店頭では見分けられません。手間と愛情を込めて有機栽培したバナナも、万一燻蒸されると有機JAS認証が受けられなくなり、一般のバナナとして流通することになります。逆に言えば、バナナの有機JASマークは、ポストハーベスト農薬はもちろん、燻蒸処理もされていない証です。 植物検疫をパスした青バナナは、専門業者の室(ムロ)で黄色く追熟して出荷します。酸味が好きな方はお早めに、甘みと香りを楽しみたい方は、皮に茶色い斑点(シュガースポット)が出たら食べ頃です。

草枕グループ・右田忠利さん(熊本県玉名市天水町)

草枕グループ・右田忠利さん(熊本県玉名市天水町)

輸入率がひじょうに高いレモンとグレープフルーツ。これらはほとんど、輸出の際に防カビ剤が使用されます。防カビ剤にはOPPやTBZ、イマザリルなど、日本では農薬として認められないような強力な薬剤が使用され、たびたび残留が検出されて問題になりました。その背景からレモンは国産品が見直され、支持者も多いですが、国産のグレープフルーツはほとんど作られていませんでした。そこで20年ほど前に草枕グループの右田秀利代表(69才)が「俺が作る!」と枝を入手し、栽培を開始したのです。品種は「ホワイト」。昔なつかしい酸味が強めの品種ですが、香り高くさっぱりとした味わいで、酸味が強すぎる方は砂糖をまぶしたり、大人の方はワインやブランデーをかけてもおいしいです。現在は元警察官の長男、忠利さん(41才)が後を継ぎ、家族で約8ヘクタールの柑橘果樹園を経営しています。忠利さんは東京農大で植物学を学び、極力農薬を抑えながらも、木の樹勢と品質重視の栽培と出荷を心掛けている専門農家。3人の子どもを育てる良きお父さんです。「秀利さんは16年前に脳梗塞で倒れるも、足腰立てるまで回復。話はまだできませんが、年に一回泊まりに行くたびに酒を交わしながら、ニッポン農業に身振り手振りで檄を飛ばしています」

岸祐司さん(静岡県藤枝市)

岸祐司さん(静岡県藤枝市)

すいてんの後藤和明さんと岸祐司さん(72才)は、前職からの長いお付き合い。宅配業界でも知る人ぞ知る名人技のいちごをムソー向けに、とお願いし続けて4年、ついに念願が叶いました。岸さんは「こだわりと味を分かってくれるお店への販売なら」とおっしゃった由。ありがとうございます! 農薬不使用のお茶を栽培している岸さんが、いちご栽培を始めて早や20年。モットーはずっと変わらず、おいしくて安全ないちご栽培です。品種は「やよい姫」甘味が強く、見た目も良い、輸送時にも傷みにくいことに加え、名前の由来でもある通り「弥生(3月)」でも高品質ないちごがお楽しみいただけます。 いちごの受粉を手助けしてくれるミツバチの影響も考えつつ、食べる人を思い、農薬は花が咲くまで必要最低限しか使っていません。長年の経験をもとに健全な苗を育て、さらに天敵なども活用して病害虫を防ぎます。土づくりも魚粕を中心に海のミネラルを含んだものなど、いちごに必要な分だけを施肥します。 「これからも、食べる人がおいしいと言ってくれるいちごを作っていきたい」と岸さん。召し上がっての感想、ぜひお聞かせください。

西川卓治さん(沖縄県宮古島)

西川卓治さん(沖縄県宮古島)

沖縄のピーマンやいんげんは、冬の今が旬。温暖な気候を利用して栽培する“日本一早い夏野菜”が、端境期の本土の食卓を、いきいきと彩ってくれます。西川卓治さん(51才)は関西出身で、若い時に世界中を旅した後、有機農業を志して沖縄へ移住。最初に弟子入りしたのが、宮古島で長年、持続可能な農業に取り組んできた渡真利(とまり)貞光さんの農場でした。宮古島では2000年に待望の地下ダムが完成し、長年の水不足が解消されましたが、農家が使う化学肥料が地下へ浸透し、硝酸態窒素が増えて地下水を汚染。人々の飲料水でもある地下水を守るために渡真利さんは、化学肥料に依存しない土作りを考案し、島の農家に広めてきました。そんな師匠の薫陶を受けた西川さんは、宮古島出身の真衣子さんと結婚。兼業農家でサトウキビを作っていた義父から土地を購入して、秋・冬・春メインのハウス栽培のピーマンとミニトマトを皮切りに、有機農業を始めました。夏は暑さと台風で野菜を育てられませんが、秋から春は南国の強い太陽がハウスを照らし、加温しなくてもパワフルでおいしい野菜が育つのです。
12月中旬から少量ですが、自根で栽培している有機きゅうりがスタートできました。2月から、有機アイコ(長卵系ミニトマト)と有機ピーマン、有機いんげんの出荷が本格稼働します。さらに今年から周年で、有機栽培の貴重なアスパラガスもお届けできそうです。

はぎわらファーム・萩原博さん(千葉県銚子市)

はぎわらファーム・萩原博さん(千葉県銚子市)

すいてんの後藤和明さんは、長年(28年!)畑を周ってきましたが、無農薬でキャベツを育てている人は少なく、ごくまれに出会えても、キャベツはアブラナ科の野菜の中で最も虫の食害がひどくて商品にならないのが常でした。「無農薬の生産者がいたとしても、多品目栽培の中で少量の供給しかできない。私の2年前までの常識でした」と後藤さん。
ムソーとの取り組みを契機に、無農薬栽培・有機JAS青果物を改めて開拓する中、出会ったのが萩原博さん(60才)。「太平洋の潮風と日焼け顔が似合う男。私の一学年先輩、半分同じ匂いがする昭和の男です」。銚子市は千葉県の最東端にあり、東と南を太平洋・北を利根川に囲まれた海洋性気候によって、冬は暖かく夏は冷涼。ミネラルたっぷりの潮風も野菜づくりを応援してくれます。実際、銚子の春キャベツ生産量は千葉県内一位。これは農薬に頼り、生産量を優先した結果でもあります。
萩原さんが約30年前、無農薬・無化学肥料に切り換えたきっかけは、同業者の中に農薬による健康被害が出たことです。動物性堆肥も使わず、籾殻と米ぬかを中心とした独自配合の有機肥料を使用し、「ミネラルアミノ酸微生物農法」を実践。化学肥料に頼らずに土づくりしたおかげで、地元でただ一人、春まで大根そしてキャベツの無農薬栽培に挑み続けています。

水の子会(熊本県八代郡氷川町)

水の子会(熊本県八代郡氷川町)

水の子会の原点は、水俣病に苦しむ人達との出会いです。約40年前、まだ若い父親だった上村茂則さん(71才)は、胎児性水俣病の子どもたちと我が子の姿が重なり、「このまま農薬を多投する農業を続けていたら、いつか自分が加害者になってしまうのではないか」と恐れを抱いたそうです。当時まだ珍しかった有機農業への転換をはかり、変人扱いされながら苦闘を重ね、1991年に志を同じくする仲間と水の子会を創設。以来、安全な農産物の栽培と普及に努めてきました。水の子という名前は「水の恩恵を、そして水俣病の教訓を忘れてはいけない」という想いから。石鹸運動、イグサを河川に植えるなど、きれいな水を守るための活動に長年、会を挙げて取り組んでいます。地域の環境保全とともに、ほんとうの野菜&柑橘に情熱を燃やして三十数年…若い生産者が根付き、頼もしい後継者が育ちました。いま会をまとめているのは、二代目の上村一宏さん(46才)、れんこん栽培とその加工品に燃えています。娘二人、三世代六人家族の素敵なファーミリーであり、生産者集団です。11月中盤からの水の子会の温州みかんは、格別にコクがあり“甘か!”。農薬を極力抑えているため見栄えは良くありませんし、糖度高く腐りやすのが難点ですが、年々ファンが拡大中の産地です。柑橘部会は20年以上も栽培勉強会を重ねて、7家族の生産者が同じコクのある味に努めています。【栽培品目】 温州みかん・柑橘類全般(特別栽培)、肥後あかね、蓮根、里芋、せり、新たまねぎ(野菜は農薬不使用)

令和三年 ムソーのお正月おせち

令和三年 ムソーのお正月おせち

~いつものお正月にやさしさを添えて~
◎ご注文締切日…12月8日(火)
限定販売ご予約受付中!

<ムソー>おせち料理「雅」セット〈40品目(2~3人前)〉(冷凍)
28,000円(本体価格) 30,240円(税込価格)

縁起の良いいわれのある伝統的和風素材をもとに、豪華なあわびや天然えびを盛付けた、バリエーション豊かなおせちセットです。
◎担当・加藤:日本の和を感じてほしいという思いから、昨年よりも洋風アイテムを減らし、和風にリニューアルしました!彩りや見た目にもこだわりました。

<福井鮮魚店>天然クエセット〈500g〉(冷凍)
15,000円(本体価格)16,200円(税込価格)
長崎県産天然クエのあら・身のセットです。
縁起の良いいわれのある伝統的和風素材をもとに、豪華なあわびや天然えびを盛付けた、バリエーション豊かなおせちセットです。
◎担当・加藤:クセや臭味のない白身に加え脂がしっかり乗ってとにかく美味です!アラの皮際のゼラチン質のような食感が最高の贅沢です。新鮮なうちにマイナス60℃の超低温で急速冷凍し、旨味をギュッと閉じ込めお届けいたします。

■年末好適品
〈すいてん〉有機落花生〈150g〉数量限定
1,300円(本体価格)1,404円(税込価格)
◎担当・加藤:生産から加工まですべて一貫している香取さん。落花生がとっても香ばしく、風味豊かです。この機会を逃すとまた来年までお預けです!

〈 道南〉松前漬の素・タレ付〈90g〉
580円(本体価格)627円(税込価格)
◎担当・加藤:大変希少な「天然真昆布」を使用しています!タレを加えて混ぜるだけ、数の子や海鮮を入れてオリジナル松前漬けもオススメです!

高岡成道さん (熊本県宇城市三角町)

高岡成道さん (熊本県宇城市三角町)

高岡オレンジ園は、不知火海を望む宇土半島の先端にあります。高岡廣美さん(68才)・淳子さん(68才)夫妻は30年前、息子さんの誕生をきっかけに「子どもに安全なものを作りたい」という想いから、慣行栽培を有機栽培へと切り替えました。
通常は虫の被害でミカンの木がやられてしまいますが、枝をすかして風通しよくすることで、木の樹勢を高めて、病害虫に強い栽培を心がけてきました。さらに1本づつ虫捕りを重ね、木酢液など安全な資材を使って30年間、有機栽培を貫いています。
うれしいことに5年前、息子の成道さん(30才)が東京からUターン。これまでお父さんが守ってきた農園を継ぎ、柑橘類専業農家として張り切っています。成道さんも研究熱心で、小祝正明氏のBLOF理論を取り入れて、植物本来の味を引き出せるようミネラルを施肥したり、雑草を刈り取って緑肥にすることにより植物が元気に育つ環境づくり(土づくり)を手伝っています。
「向学心と若さ、さらに親父さんらの土づくりとミカン栽培の技術が継承された高岡オレンジ。期待してください(すいてん後藤和明さん談)」。9月後半の有機レモンを皮切りに、早生から晩生までの有機温州みかん、個性いろいろな有機晩柑類を来年4月までお届けします。

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