2019年2月 の一覧
クロスロード (大阪府泉南市樽井)
クロスロードは大阪南端の海沿いの町にある、小さな焼菓子工場です。代表の道窪祐 一さん(57歳)はオーガニックやフェアトレードの食品事業に携わった後、47歳で独立して開業しました。名前の由来は CROSS-ROAD、「お菓子を通じて、多くの人 が行きかう交差点のような役目を果たしたい」と願っての命名です。
創立当初は素材にこだわる余裕もなく、ただ一生懸命に作りましたが、評判が良くない …どうすれば道が開けるのか自問自答したとき、思い出したのは、前職で訪れたフィリピン・ミンダナオ島で目にしたパイン畑の光景でした。野鳥や虫たちと共存する有機栽培の畑と、生きものの気配がないプランテーションの違いを、僕は肌で知っている。原点に戻り、安心安全にこだわった本物のお菓子を焼こう。その方が自分としても、自然だよ。
それからは原材料を見直し、国産と有機栽培にこだわった商品開発に方向転換。素材のよさと手作りの素朴な味わいが評判になり、現在はクッキー、ワッフル、グラノーラなどが人気です。2018年10月には有機JAS加工食品工場として認定を取得。オーガニックを求めるお客様の期待に応えていきます。
Terrasana(テラサナ)社(オランダ)のご紹介
Terrasana(テラサナ)社は1979年の創業からヨーロッパのオーガニックシーンを支えてきたオランダの老舗企業です。「自然と人」「作り手と食べる人」「使いやすさと持続性」「伝統と固すぎない心地よさ」などあらゆる観点から長く愛されるオーガニック商品を提供しています。
「おいしい!」はヘルシーで楽しいもの。「シンプル素材で、からだが喜ぶ、美味しい時間」をコンセプトにしたPositive eatingブランドは、いつもの食卓を楽しく豊かにしてくれる商品を集めました。
muso2019年 おひな祭り
「あられの金餅糖」は、ぶぶあられに糖衣をまとわせた、金平糖あられです。見た目は小粒のコンペイトウですが、ひと粒口に入れて噛んでみると…シャリシャリ小気味よい食感と、甜菜糖の控えめな甘みの奥に、あられの香ばしさが現れて、驚くと思います。
この品は京あられの名店・藤沢永正堂(京都市南区上鳥羽)の自信作。原料のもち米は、粘りと甘みがある良質の国内産もち米を選び、必要な量だけを毎日、玄米から自家精米します。昔ながらのせいろ蒸し、杵による餅つき、できた餅生地を干しては寝かせて乾かして、焼き上がるまで約10日間かかる藤沢永正堂のあられは、お米の風味がしっかり味わえる逸品なのです。
私のお気に入り 「練り胡麻・白」
“デモ販の鬼”小川先輩(エプロンが似合う50代男性)が、「あらゆる胡麻ペーストの中で、ムソーの練り胡麻・白が断然おいしい」と力説するのを聞いて、私も食べ比べて…ハマりました。香ばしくてコクがあって、金胡麻にも負けないおいしさです。
ふつう白胡麻は“むきごま”を使いますが、ムソーの「練り胡麻・白」はマクロビオティックの一物全体の考え方から、あえて皮をむかずに“一粒全体”を使っています。だからコクがあるんですね。
なめらかなクリーム状なので、坦々麺や和え物にぴったり。アガベシロップや粉末のてんさい含蜜糖と混ぜてパンに塗ってもおいしいです。この品質でこのお値段、ありえない!本当にオススメです。
東日本営業部 碓井みなぐ