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生産者紹介

山清 (香川県綾歌郡綾川町)

山清 (香川県綾歌郡綾川町)

 「国産有機栽培の小豆を使った、無添加の“あん”がほしい」というご要望に応えて昨秋、生産者を探し、昭和13年創業の山清さんに出会いました。山清は、あんこの“あま”、香辛料の“から”、きなこ・米粉の“穀粉”を三本柱に、創業以来、開発から製造・販売まで一貫体制をつらぬくメーカーです。
 昨年1月から、北海道産有機小豆を使用した「あん」と「水煮」、国産有機の「白玉だんご粉」を通年出荷いただいています。
 昔は一日と十五日に、日本中どこでも小豆ごはんをいただくという健康によい食習慣がありました。小豆は腎臓の働きをよくし、体にたまった余分な水分を排泄するのを助け、また、腸を刺激してお通じをよくしてくれます。
 「有機あずき水煮」は、家庭の炊飯器で手軽においしく、おこわ風の赤飯が作れる優れもの。小豆の粒をしっかり残し、縁起物として小豆が腹割れしないよう、煮豆と煮汁を別々にパックしてあります。もち米2合使用して出来上がり量は約670gです。
 ひな祭りのスポット企画「赤飯 祝御膳」は、北海道産特別栽培小豆の水煮と煮汁、佐賀県産もち米をセットにした人気商品です。どちらも小豆煮汁を100%使用、自然な色調に仕上がります。

ナナハコ (大阪市中央区大手通)

ナナハコ (大阪市中央区大手通)

 ムスビガーデン大手通店で人気の「ナナハコ」の自然派お菓子。ココナッツシュガーと全粒粉100%のタルト生地にローフードの製造方法を取り入れた特製クリームを詰めた「ナナハコケーキ」、ふわもっちり食感の「米粉のシフォンケーキ」、ほろほろ&さくさくのクッキーなど、店内工房でひとつひとつ、矢澤幸子さんが手作りしています。
 国内産やオーガニックのできるだけ安心できる食材を使用。どの品も卵と乳製品を使わず、ココナッツオイルやカシューナッツペースト、豆乳などを使いこなしたオリジナルレシピです。甘みはお菓子の個性に合わせて、メープルシロップ・オーガニックシュガー・てんさい糖を使い分けます。
 「体にやさしいお菓子が、どこでももっと普通に買えるといいですね。コンビニに一般のお菓子とナナハコのお菓子が並んでいて、“こっちの方がおいしいから”という理由で選んでもらえたら、うれしい」と矢澤さん。「おいしいから、また買いにきちゃった」というお客様の声に励まされ、今日も試作に余念がありません。

武久 (福岡県筑後市長浜)

武久 (福岡県筑後市長浜)

 乾物は古来より日本人に食されてきた、伝統的な保存食材です。天日や風にさらし、水分を抜くことで保存性・栄養価が高まるだけでなく、うま味や食感も増します。
 乾物のなかでも身近な「乾し椎茸」ですが、現在日本で流通している乾し椎茸の60%以上は中国産で、そのほとんどが味・香り・歯ざわりの悪い菌床栽培です。このままでは本物の乾し椎茸のおいしさを知らない人が増えるのでは、と危惧してしまいます。
 ムソーの「大分産椎茸」はその名の通り、大分県産の原木栽培椎茸をゆっくり時間をかけて乾燥させた逸品。市販の中国産と食べ比べれば、その差は歴然です。
 大分県産の乾し椎茸は、国内生産量の47%(平成26年次林野庁統計)を占め、質・量共に日本一を誇る全国ブランド。樹皮が厚く最も良質の椎茸を育むクヌギ原木を使い、無農薬で栽培される大分県産乾し椎茸は、大型で肉厚な傘を持ち、香りや歯ごたえが良いのが特徴です

ノースカラーズ (北海道札幌市西区)

ノースカラーズ (北海道札幌市西区)

 子どものおやつを選ぶとき、お母さんが重視するのは「安心安全」「おいしさ」「手頃な価格」の3つ。どれか1つ、または2つに優れたお菓子は他にもありますが、“3つとも文句なく合格!”とお母さんたちの支持を集めているのが、ノースカラーズの「純国産シリーズ」です。
 添加物を使用せず、原料はすべて国産に限定、とりわけ北海道の食材をぜいたくに使ったおいしさで、しかもユニットプライス(g単価)がお手頃。健康に配慮したお菓子の販売に積極的なスーパーや生協では、棚ごとノースカラーズの商品を扱うお店が出てきました。

禾(のぎ) (香川県高松市磨屋町)

禾(のぎ) (香川県高松市磨屋町)

 禾の誕生は2010年。十数年前にマクロビオティックと出会い、玄米のパワーとおいしさに魅せられた中條淳子さんが設立しました。社名の禾は、穀物の総称です。
 玄米菜食やマクロビオティックのお菓子を提供する中、東日本大震災が発生。被災したアトピーの子どもたちの食べ物の足しになるよう、クッキーを送りましたが、当時は小麦粉のクッキーしか作っておらず、小麦粉アレルギーの子たちは食べられませんでした。
 この経験をきっかけに2011年11月、三大アレルゲンである小麦粉・卵・乳製品を使わず、香川県産米粉を100%使用した「おこめのおかし SWEETS AID」をスタート。そして2015年、お米のビスケット「OKOMECUIT(おこめケット)」を発売。小麦粉にはないお米の繊細な口どけが地元のカフェなどで話題を呼び、定番商品に育ちました。
 家族やお友だちと同じお菓子を分け合うと、うれしくて、たのしくて、笑顔になる。そんなしあわせを、すべてのひとに!それが禾の願いです。

美勢商事(長野県塩尻市)

美勢商事(長野県塩尻市)

 北アルプスや美ケ原高原の山々に囲まれ、豊かな伏流水に恵まれた塩尻市は、昼夜の寒暖差が大きく、高原野菜の一大産地として知られます。美勢商事はキャベツを主原料にしたチルド餃子からスタートし、1985年には長野県内のシェア60%を超えるまでに成長しました。
 ところが、大手食品メーカーのチルド餃子への進出をきっかけに、もやしやおから、添加物等でごまかした“餃子らしくない餃子”が横行。本物志向を強めていた美勢商事は冷凍食品メーカーに転換し、保存料に依存しない冷凍餃子を作り始めました。
 自分の子どもにも安心して食べさせられるものだけを、真面目に作る企業姿勢が評価され、信州では学校給食の指定工場にも選ばれています。

浜野水産 (石川県珠洲市飯田町)

浜野水産 (石川県珠洲市飯田町)

 2011年6月、石川県能登半島に広がる「能登の里山里海」が、日本で初めて世界農業遺産に認定されました。伝統的な農林漁法と土地利用、多様な生物資源、優れた里山景観、揚げ浜式製塩法や輪島塗をはじめとする伝統的な技術などが評価されてのことです。
 浜野水産は、その能登半島最北端の町・珠洲(すず)市の海産物問屋です。新鮮な旬の魚と、能登の海洋深層水と、珠洲の平釜づくり塩。石川県の海に育まれた素材だけを使い、無添加の一夜干しを作っています。
 「刺身でも焼き魚でも、魚は旬の新鮮なものがいちばん旨い。ならば、一夜干しにする魚も新鮮であればあるほどいい」。海産物問屋の目利きを活かして、金沢港、輪島港を中心とした石川県内の漁港に揚がった新鮮な魚を買い付けます。
 魚の下処理は、干物のおいしさを左右する大事な作業。浜野水産では、この道何十年の熟練スタッフが一枚一枚、手作業で魚をさばきます。

青い海 (沖縄県糸満市西崎町)

青い海 (沖縄県糸満市西崎町)

 沖縄の塩づくりが始まったのは、17世紀のこと。潮の干満差を利用した「入浜式塩田」の技術が薩摩から伝えられ、サンゴ礁の干潟を利用した沖縄ならではの塩田が島のあちこちに広がりました。美しい海から塩焚き職人が作りだす塩を、沖縄の人々は「マース=島の真塩」と呼び、大切に守ってきたのです。
 月日が経ち、本土では1971年、塩業近代化措置法によって塩田が全廃され、すべての国産塩はイオン交換式の工場で作られることになりました。沖縄も1972年の日本復帰後、この法律が適用され、伝統的な製法は禁止されました。
 イオン交換塩はほぼ純粋な塩化ナトリウム(99%以上)のため、味わいが単調です。それに対して昔の塩は、カルシウムやマグネシウムやカリウムといった海の成分を含む複雑な味わいでした。沖縄の伝統食となじむ昔ながらの塩復活のため、1973年、有志が集い「沖縄の青い海とマース(島の真塩)を守る会」を結成。これが「株式会社 青い海」の原点です。