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今月の注目野菜

蓮根

蓮根

 奈良時代、仏教の伝来とともに神聖な花として日本に渡ってきた蓮根。当初は観賞用だったようですが、多く実をつけることから「多産」の象徴、穴が空いていることから「先が見通せる」と縁起の良い食べものとして重宝されてきました。「蓮の根」という名ですが、食べている部分は、地下に潜った茎“地下茎”が肥大化した部分です。
 豊富なビタミンCに加え、野菜では珍しいビタミンB12も含まれています。また、含まれている成分のうち、ムチンは胃壁を保護しタンパク質や脂肪の消化を助け、ポリフェノールのタンニンには消炎、止血作用があります。もちろん、食物繊維、ミネラル、糖質も多く、冬の身体をサポートしてくれます。
 煮物、揚げ物、酢の物、蒸し物、また、すりおろして団子にしたりスープに入れたりなど、工夫次第でさまざまな料理に活用できる、頼もしい野菜です。(正食協会「むすび」2014年2月号より)

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