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飛騨酪農農業協同組合(岐阜県高山市真宮町)

飛騨酪農農業協同組合(岐阜県高山市真宮町)

 飛騨酪農の限定酪農家(※)の一人、苅安牧場(高山市一ノ宮町)の野添一幸さんは、夏場利用されない市営スキー場のゲレンデに牛を放牧し、牧草を食べさせる放牧酪農を実践しています。放牧は、牧草の芽が伸び始める5月から、北アルプスの峰々に初雪が降る11月初旬まで。朝の搾乳を済ませた牛たち50頭が、牧草を自由に食べながら夕方までゲレンデを歩き回ります。真夏の暑い期間は夜に放牧。冬の間は牛舎で暮らします。
 ストレスの少ない環境で十分に運動や日光浴をし、青草をたっぷり食べた牛たちは健康そのもの。草→牛→土が循環する放牧酪農は、牛本来の飼い方として、また飼料自給率を高める酪農のあり方として、改めて注目されています。
※限定酪農家…非遺伝子組み換え飼料を与えた乳牛から搾った生乳だけを出荷する5戸の酪農家