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カンタン八芳酢(ムソー)

カンタン八芳酢(ムソー)

 世の中で基礎調味料が縮小傾向の中、ムソーではおかげさまで、生酢(きず:他の調味料を混ぜたり、薄めたりしていない食酢)の売れ行きが好調です。それだけ手作り派のお客様が多いのだと思います。しかし一般市場では、より手軽に使える調味酢(食酢に他の調味料などを加えて味を調整したもの。合わせ酢、調合酢ともいう)のニーズが、ここ10年間で著しく拡大しています。
 「身体にいいお酢をもっと使いたいけど、味加減が分からない」「忙しい日にさっと使える合わせ調味料がほしい」…これから増える若い世代のお客様を想定して、ムソーならではの調味酢の開発に着手しました。協力工場は、「本造り米酢」「純りんご酢」などでおなじみの内堀醸造(岐阜県加茂郡)。お酢造りにかける想いも高い技術も、信頼できるお酢屋さんです。

 今どき、どこのお宅の冷蔵庫も満杯で、酢の物用、ピクルス用など、用途別に何本も発売しても「これ以上入らないし、使い切れず賞味期限がきてしまう」という声は多いのです。そこで私たちは、汎用性が高い調味酢=「これ1本で、いろいろなお酢料理が簡単に作れる調味酢」を目指しました。
 まず、ベースのお酢は、国産のお米から造った純米酢と、信州りんご果汁から造った純りんご酢をブレンド。米の甘みと旨みと重厚な香りに、りんごのフルーティーな風味を重ねて、幅広く和洋中の料理に合う酸味を作り出しました。さらに瀬戸内レモン果汁のさわやかな香りで、苦手な方も多い“お酢のにおい”をカバー。家族みんなで使える1本になりました。
 次に、甘味料のチョイスも重要です。一般品の主原料である果糖ぶどう糖液糖は、原料トウモロコシに遺伝子組み換えの心配があり、ムソーでは使いたくありません。代わりに北海道産ビートグラニュー糖で試作を重ね、控えめな甘みを添えました。これにはうれしい余得も…果糖液糖類の甘みは加熱すると感じにくくなりますが、砂糖の甘みは温めても消えないので、南蛮漬けや甘酢あんなどアツアツ料理にも使えるのです。