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2011年11月 の一覧

丸正狩野水産(北海道余市郡余市町)

●余市前浜に戻ってきた幻のニシン

2010年春、北海道余市の前浜にニシンの群れが50年ぶりに戻ってきました。2月9日、産卵のため前浜に押し寄せたニシンの雄が放出した精子で海面が乳白色に染まる「群来(くき)」が確認されたのです。北海道日本海沿岸の漁師町がニシン豊漁に湧いたのは、昭和20年代の終わり頃まで。1954年の群来を最後にすっかりなりをひそめ、「幻の魚」となりました。それ以来、日本のお正月に欠かせない数の子も、米国・カナダ・ソ連・ヨーロッパなどから卵を抱いた冷凍ニシンを輸入するようになりました。復活のきっかけは、北海道が1996年に始めた「日本海ニシン資源増大プロジェクト」。復活の夢を追って稚内、余市中央の両水産試験場の研究員が「稚魚の生産と放流」「産卵場所の形成」「未成熟魚の保護」を柱にプロジェクトを開始、その成果が純国産の魚群復活に結びついたのです。2004年春、石狩湾に魚影が現れて1,000トンが水揚げされ、2009年から2011年には各約2,000トンの漁獲がありました。今回ムソーから発売する「塩数の子〈国産数の子〉」は、2011年1月から3月に石狩湾で穫れた貴重なニシンの魚卵を、伝統製法に則って加工した品です。製造は地元余市の丸正狩野水産です。

 

●「無漂白」に込めた思い

 

丸正狩野水産の創業は1955年。身欠きニシンや数の子、鰊粕(肥料)を作る加工場としてスタートしましたが、その頃からニシンの群来が途絶え始めました。そこで世界各地のニシン漁場を渡り歩いて日本人の味覚に合うニシンを探し、主に北米やカナダから選りすぐりの魚体を冷凍で輸入。身欠きニシンや数の子などの製造を担ってきました。現在は二代目の狩野敏哉さんが、先代から受け継いだ伝統的な製造法を固守しながら、安心して食べていただける水産加工品作りに取り組んでいます。「塩漬け」は、保存食の中でも最もシンプルでポピュラーな製造法です。けれども、塩数の子の製造に関しては、この当たり前のことが昭和30年頃から次第に通用しなくなりました。縁起物として進物に使われることが多い塩数の子に、人々は見た目の美しさを求めたため、過酸化水素水による「漂白」工程を加えざるを得なくなったのです。狩野さんはここ数年、安全な食べものを求める消費者の声に応えて、米国産の魚卵で「無漂白・無選別 塩数の子」を数量限定で製造し、「数の子本来の旨味や風味が楽しめる」と大好評でした。今年は念願の石狩湾前浜ニシンの魚卵を使って、いっそう気合いの入った仕事となりました。「無漂白」は、安心安全はもとより「素材の本来の姿と向き合いましょう」という狩野さんのメッセージでもあります。

 

●数の子本来の旨みと風味

 
「塩数の子」の製造法は伝統的でシンプル。今春獲れた直後に冷凍した新鮮な抱卵ニシンの腹を裂いて卵を取り出し、漂白剤を一切使用せず、昔ながらの塩水で血抜きを行い、塩固めした数の子です。茶色味を帯びた色にばらつきがありますが、数の子本来の味が楽しめます。塩数の子は塩抜きして薄皮を除き、だし100ml、淡口醤油大さじ2、酒大さじ1、みりん大さじ1を鍋に合わせ、ひと煮立ちさせて冷ました調味液に数時間漬け込んでお召し上がりください。削り節をまぶすといっそうおいしくなります。
「味付け数の子」は、上述の塩数の子を塩抜きして調味液に漬けてあるので、解凍してすぐ召し上がれます。調味液はもちろん化学調味料不使用。ヤマヒサ純正醤油、三温糖、天塩、発酵調味料(味の母)、かつお風味調味料(だし亭や・かつおだし)だけで作った安心のムソー仕様です。

 

千葉産直サービス(千葉県千葉市若葉区)

●旬や産地が見える、美味しい食
旬の脂ののったイワシやさんまを骨まるごとシーズンパックした「とろ青魚缶詰シリーズ」でおなじみ、千葉産直サービス。旬や産地がわかり、原料がはっきりとした本格素材だけで、何よりも「美味しい」を創造することに情熱を傾け、納得のいく商品だけの企画・開発に取り組んでいます。
ロングセラーの「ミニとろいわし・味付」や「とろさんま・しょうゆ味」の一括表示を見ていただければわかる通り、その原材料はシンプルかつ良質。化学調味料をはじめとする合成添加物を一切使用していません。その理由は、同社が「自然の海と大地が育みだす“旬の素材”や“産地”の作り手の思いに感謝し、素材の持つ本来の美味しさを大切にすれば、添加物など余分なモノは必要ない」と考えるからです。その信念にムソーは深く共感し、長いお付き合いを続けています。そんな千葉産直サービスからお正月料理として、鴨鍋セットと鴨ロースたたきの提案をいただきました。サンプルの鴨鍋を試食して、そのおいしさに驚嘆。冬のだんらんにぴったりの品として、お正月料理パンフレットに初登場となりました。

 ●青森県育ちの本場フランス鴨  
                                                    
                     
 

                                                                       

フランスの高級本鴨バルバリー種は、日本で流通している一般的な合鴨に比べると皮下脂肪が少なく、鴨特有のクセが少なくて、しっかりした旨味があります。この食通垂涎のバルバリー種を、雄大な自然が広がる八甲田山麓から津軽地方の地域で健康的に飼育し、青森県産のフランス産バルバリー種の鴨肉として皆様にお届けします。まずフランス産バルバリー種のヒナ【二世】を本場フランスから輸入して、国内で約210日ほど生育してから採卵を始めます。生まれた卵は約35日で孵化し、約80日ほどの若鶏【三世】に育ててからお肉にします。「フランス鴨」は種鳥(ペアレンツ)を国内で作るのは難しいため、フランスで一世(グランドペアレンツ)を飼育し、二世であるヒナを1年に3回ほどフランスから運ぶのです。
生産団体は青森県内に7農場を持つ(株)ジャパンフォアグラ。開放型鶏舎で平飼い飼育し(坪当たり15羽)、全飼育期間で抗生物質・合成抗菌剤は一切不使用です。

●新春の食卓にふさわしい逸品
 「青森産本鴨鍋セット」は、ムソー仕様の特製鍋つゆをセットしました。鍋つゆ1パックに対し800mlの水を加えて煮立たせ、ご家庭で用意した白菜、長ねぎ、ごぼう、人参などを煮えにくい順に入れ、次に鴨モモ肉スライスを入れます。鴨モモ肉の旨味がだしに出たところで、鴨ロースしゃぶしゃぶ用を入れ、さっと火が通った頃が食べ頃です。豆腐やしらたきを加えても美味。仕上げは極上のスープにご飯やうどん、お餅を入れて召し上がれ。
盛り付け例※野菜は含まれておりません

 

 


新鮮な鴨ロースだからこそできる青森産「本鴨ロースたたき」は、表面だけを香ばしく焼き上げた品。中は赤みが残るレア状態で、ジューシーな旨味が残り、くせもなくすっきりした深い味です。鴨肉の素材以外、添加物も調味料も使用していませんが、肉そのものがおいしいので、わさび醤油や酢醤油、しょうが醤油などだけで十分堪能できます。解凍でスライスするのがコツ。レストランの味をご家庭でお楽しみください。

今月の一押し 商品紹介 ムソーのお正月料理

ムソーのお正月料理 平成二十四年

素材をいかした伝統の味付けをし、ひと品ひと品、丹念に仕上げたおせちを慶びの食卓に今年もお届けします。

ムソーのお正月料理のこだわり
★化学調味料(アミノ酸等)は使用しておりません。
★合成保存料は使用しておりません。
★合成着色料は使用しておりません。
その他、合成食品添加物は使用しておりません。

 限定販売ご予約受付中

ご予約締切日 12月9日(金)
予定数量に達ししだい、締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。

 
ムソーのお正月料理カタログから、おすすめの品をご紹介します。
ここがGOOD
★石狩湾で獲れた貴重なニシンの魚卵を使用
★無漂白にこだわり、数の子本来の味が楽しめる「塩数の子」
★ムソー仕様の調味料に漬けた、手軽でおいしい「味付け数の子」

   

 

5830(ムソー)塩数の子〈国内産数の子〉 約180g
2,800円(税込価格)
原材料:にしんの卵(北海道産)、食塩

 
 

           

5275(ムソー)味付け数の子〈国内産数の子〉 4本
1,780円(税込価格)
原材料:数の子、醤油(小麦・大豆を含む)、砂糖、食塩、発酵調味料(味の母)、かつおだし

 

ここがGOOD
★八甲田山の自然の中で育てた仏鴨バルバリー種の鴨肉
★化学調味料不使用のムソー仕様・特製鍋つゆ付きの「鍋セット」
★新鮮な鴨ロースの表面だけを香ばしく焼いた「たたき」

 

5806(ムソー)青森産本鴨鍋セット・大 約5人前
5,980円(税込価格)
5805(ムソー)青森産本鴨鍋セット・小 約3人前
3,990円(税込価格)

原材料:鴨モモ肉スライス、鴨ロースしゃぶしゃぶ用〈鴨鍋のつゆ〉醤油、みりん、砂糖、風味原料(昆布、鰹節、鰹エキス、いわし)、食塩、しいたけエキス、酵母エキス(原材料の一部に小麦、大豆を含む)

  

       

5165(ムソー)本鴨ロースたたき 1枚
2,100円(税込価格)
原材料:鴨肉(青森産)

 

 

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